日本の土偶に通じるものが。トルコで8000年前のユニークな女性像が発掘される (3/4ページ)

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 こうした場所は、これら小立像が単なる飾りではなく、住んでいる者にとって生活の中で精神的、儀式的に重要な役割を果たしていたことを示している。

 チェヴィク教授は、この像のモデルは村の中で尊敬される人物、おそらくは物語の伝承やその他重要な文化活動の責任者だった人物だったのではないかと推測している。

 この像は物語を語り、知識、伝統、信仰を伝える行為を象徴しているのではないかというのだ。

 この小立像がなんのために作られたのかについてはさまざまな議論があるが、家庭空間や重要な道具と関連づけられることが多いことから、家庭生活、保護、豊穣や繁栄にまつわる儀式における役割がうかがえる。

 首に穴があいていて、おそらくは身に着けられるようになっていることから、お守りとして携帯されていた可能性があり、特定の目的をかなえたり、家庭の幸福を願ったりするために使われたのではないだろうか。・新石器時代の新たな知見が得られると期待
 ウルチャック・ホユックの発掘調査は継続中で、新石器時代の新たな側面が明らかになりつつある。

 毎回新しい発見があり、初期の人類の生活への理解が深まっている。

 発掘された陶器やその他遺物は、当時の技術や文化の進歩を示す重要な証拠であり、とくに女性の小立像のようなものは、この村の信仰や儀式について、より身近な視点で垣間見ることができる。
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