馬は我々が考えているよりはるかに賢い。だが面倒くさいのであまり深く考えず行動する (2/4ページ)

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photo by iStock・馬は最初からルールを理解していたが、面倒くさいので適当にやっていた
 ポイントは”突然”というところだ。時間のペナルティを科せば、馬の正解率が上がるだろうことは研究チームも予想していた。

 普通の動物なら、新しいルールを学ぶため、しばらく試行錯誤を繰り返す必要がある。

 ところが馬は、ペナルティが導入されると即座にそれに対応した。このことから、馬がルールを最初から理解していただろうことがうかがえるという。

 ではなぜペナルティが導入されるまで、馬はライト点灯の有無を気にしなかったのか?

 それは適当にプレーしても、それなりにオヤツをもらえていたからだ。一応オヤツをもらえるのなら、深く考えず適当にプレーした方が楽だ。そこまで馬はわかっていたのである。・知っていてもやらないのは知能の高い証拠
 研究チームによると、こうした馬の行動は、彼らの認知処理能力がこれまで考えられてきた以上に高いだろうことを示しているという。

 なるべく楽にプレーする。だが何かを失うリスクがあれば、さっとやり方を変える。そのやり方は実はとっくに知っている。

 こうした行動がとれるのは、高い知能があればこそだ。彼らは、自分が何をしたいのかきちんとわかっており、そのためにすべきことに意識を向けているということだ。

 馬の高度な認知能力のほかにも、動物の知能や感性を理解する際、人間の脳の構造と過度に比較してもあまり意味がないだろうことを伝えている。
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