女性にとっての“お守りのようなアイテム”に。フェリシモが向き合う「女性のリアルな悩み」と商品開発のこだわり (1/5ページ)
取材・文:ミクニシオリ 撮影:洞澤佐智子 編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部
生理の時の「なんとなく体調不良」や、PMSなどによる情緒の不安定など、私たちの毎日には明確に言語化できないカラダへのモヤモヤが付き物です。社会人にもなると、そんな日々にももう慣れっこ。たまに生理が重かったり、経血の量が多かったりすることがあっても「こんな日もあるよね」と、自分の気持ちに蓋をしてしまいがちです。
そんな社会をガラリと変えることは難しいかもしれない。だけど「かゆいところに手が届くようなアイテム」を一生懸命考えて、開発してくれている会社があります。通信販売などを手がける株式会社フェリシモでは、2020年からフェムテックプロジェクト「gokigen Lab.[ゴキゲンラボ]」がスタート。1965年から続くものづくりの知見を活かし、フェムテック分野でも他に類を見ないアイテムをどんどん開発しています。
今回お話を聞いたのは、同社での産休・育休を経てgokigen Lab.のメンバーとして活動している中村文さんです。gokigen Lab.の商品開発へのこだわりや目指す未来を聞いてみると、私たちが慣れてしまった「モヤモヤを我慢する日々」を変えるきっかけが見えてきました。
■体調変化や性への不安を「お互いに肯定できる社会」を目指して
ーー初めに、中村さんのこれまでのご経歴を教えてください。
2014年に新卒で株式会社フェリシモに入社しました。最初は『Couturier(クチュリエ)』という手作り雑貨ブランドの企画を担当し、刺繍キットやフラワーアレンジなどのハンドメイド雑貨を取り扱いました。2年目でファッションの生産管理部門に異動したのですが、販売の方にも興味を持ち、現在は販売企画やSNSでのマーケティングなども担当しております。
ーーフェリシモといえば、洋服から雑貨、アニメなどとのコラボ商品など、女性の気分が上がるアイテムを幅広く扱っているイメージがあります。