まひろ、いよいよ内裏へ!紫式部の先輩女房たちを予習 ほか…大河ドラマ「光る君へ」8月25日放送振り返り (2/6ページ)
まだ潰えることのない伊周の野望は、果たして成就するのでしょうか?
そして道長に接近する藤原隆家(竜星涼)は敵か、あるいは……道長を案じる藤原行成(渡辺大知)にとって、胃の痛い日々が続きそうです。
「儀同三司」藤原伊周について
儀同三司・藤原伊周とその母・高階貴子(画像:Wikipedia)
劇中で「儀同三司(ぎどうさんし)」と呼ばれていた藤原伊周。この称号は正式な官職ではなく、大臣に准じる存在に列せられた伊周の自称でした。
儀同三司とは「儀(待遇)を三司と同じくする≒准じる」という意味。ここでの三司とは左大臣・右大臣・内大臣を指します。
元は歴代中国王朝(後漢~元王朝)で用いられたもので、准大臣(じゅんだいじん/おとどになずらう)の唐名として用いられました。
寛弘2年(1005年)2月25日に一条天皇から「大納言より上で大臣の下」に列せられたのをきっかけに、後の寛弘5年(1008年)には准大臣として封戸一千を与えられます。
しかし周囲は儀同三司の称号を受け入れず、正式な官職にもとづき「前帥(さきのそち。元・大宰府権帥)」などと呼びました。
儀同三司の自称は古墳時代の倭王武(わおう ぶ。