石油掘ってたら温泉掘り当てた!?与謝野晶子が45首もの短歌を詠んだ「新潟・瀬波温泉」 (2/4ページ)
この出来事をきっかけとなり、茶屋や湯宿が設けられ、1900年代末には6軒の旅館が立ち並ぶようになりました。
さらに、1914年には鉄道羽越線が開通し、1920年代から1940年代にかけて多くの観光客が訪れる温泉地として発展していきました。
「大空へ煙の馬を走せしむと 白き噴湯の望まるる山」
「柔らかに湯の櫓をばめぐりたる 浅き泉の灼熱の水」
「温泉はいみじき瀧のいきほいを 天に示して逆しまに飛ぶ」
これらは、温泉滞在中に、晶子が詠んだ歌の一部です。
どうですか? 晶子が詠んだ歌には、瀬波温泉の美しさやその場にいることの喜びが鮮明に表現されているように思えませんか?
実際、瀬波温泉は、与謝野晶子が訪れたことで、その魅力が一層深まりました。殊に、こちらの温泉場は、日本海に面しており、美しい夕日と噴湯場の櫓が一つの風景を形成しています。