日本国内で消滅の危機が迫っている「8つの方言」方言を守る対策とさまざまな取り組みとは? (3/3ページ)

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アイヌ語を守る取り組みとしては、『アイヌ神謡集』『アイヌ語法概説』などの書籍をはじめ、2019年にはアイヌ語の学習コンテンツ「Ainu on Drops」というアプリも登場しています。学習教材が少ないアイヌ語について、多くの人が学べるようになっています。

琉球諸語を守る取り組み

高台から見た来間島集落

先ほどご紹介した8つの言語のうち、八重山語、与那国語、奄美語、国頭語、沖縄語、宮古語は「琉球諸語」と呼ばれています。沖縄県や鹿児島県奄美群島で使われている言葉です。

「琉球諸語」とまとめられてはいるものの、それぞれの島の地理的な遠さや、強力な中央語を持たなかった歴史から、方言の違いはとても大きいと言われています。

たとえば、宮古島の統治者であった与那覇勢頭豊見親(よなはせどとぅゆみや)が1390年ごろに沖縄島の覇者に敬意を表すため彼のもとを訪ねましたが、沖縄島で話される言葉と宮古島で話される言葉は違っており、コミュニケーションが取れるようになるまで約3年も滞在しなければならなかったというエピソードが残っています。

現在では、協力して琉球諸語を受け継いでいく取り組みが行われています。たとえば、地域に伝わる物語などをつかって地域言語の絵本制作などがあります。

いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。

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