「閉所恐怖症の私は新幹線で大パニック。隣席の青年に『手を繋いで』とお願いしたら...」 体験談に8万人感動 (2/2ページ)
「手を繋いでくれませんか?」
パニックのあまりまともに声も発せず、ついには呼吸までままならなくなってしまうぼめそさん。
このままではまずいと、ぼめそさんは行動を起こす。
もはや冷静さは皆無。そんな状態にありながら、必死にピンチを乗り切る方法を模索した結果、ぼめそさんが出した答えが、これだった。
「すみません。手を繋いでくれませんか?」
そう。初対面の男性に握手をお願いすることだった。しかも、声を出すことができない状態だったため、お願いはスマホを使っての筆談だった。
とはいえ、隣の席の見知らぬ人がいきなり文面だけで「私と手を繋いで欲しい」と言ってくるなんて、男性側からすればびっくりどころの話ではない。
案の定、男性が困惑の表情を浮かべるのを見て、ぼめそさんは自分の突拍子もない行動を後悔する。
男性からの答えは...「かひゅかひゅかひゅ...(すみません何でもないです)」
これ以上は他人を困らせるわけにもいかないと、ぼめそさんは言葉にならない言葉で引き下がろうとした。
そんなぼめそさんに対して、男性は......。
「良いですよ!」「手繋ぎましょう」
なんと、詳しい事情も何も知らないはずなのに、笑顔で手を差し伸べてくれたのだ。
てっきり不審がられるだけだと思っていたぼめそさんは、男性の優しい対応に思わず涙。
相変わらずの「かひゅぅ」という情けない声を発しながら、差し出された男性の手を握り返したのだった。
18日、Jタウンネット記者の取材に応じたぼめそさんによると、その後は男性に手を繋いで貰ったおかげで、無事に目的地に到着することができたそうだ。
ぼめそさんが新幹線で体験した心温まるエピソードに、X上では8万件のいいねが寄せられている。
しかも、漫画を投稿した後、当時助けてくれた男性からぼめそさんに連絡があったそう。
「DMにてお返事をさせていただき、お話を伺う中で、当時助けてくださったお兄さんであることが分かりました! その瞬間はとても感慨深かったです!」(ぼめそさん)
なお、手を繋いでもらってから男性が下車するまでを描いた「後編」や、新幹線での体験の9年後の出来事を描いた「後日談」を含めた作品はkindleで無料公開されている。