婚約しながらも結婚に踏み切れない原因の“レス問題”。「男は浮気する」と信じる彼女には離婚歴が……【さよならプロポーズvia ギリシャ】 (3/5ページ)
だからこそ、そうなってしまってもなお“何が原因なのか”の根本的な原因特定と、“どうすれば解決できるのか”の解決策をきちんと話せるのは純粋にすごい。
モナ的には納得していない様子でしたが、愛情表現が“普段の生活”にあると考えているアオイのことを考えると、ここから先は少しずつでも、着実にモナが感情のコントロールをできるようになって、歩み寄る努力や姿勢を見せることが一番の解決になるように思います。
■過去のことから前を向く難しさ
毎日けんかしまくりお互いの意見をぶつけ合っているアオイ&モナとは真逆で、優しすぎるが故になかなか本音をぶつけ合うことができないのがシュウヘイ&カホ。どこか本質を避けたような会話を繰り返す二人の現状は一向に変わらないように見えます。
そんな時、シュウヘイが遠回りな言い方をばかりする理由が明らかに。シュウヘイは小学生の頃、父親が亡くなった際に、つらさゆえにぶつけてしまった言葉で母親を傷つけたことがきっかけで「感情的になるのは良くない」と思うようになったことから、感情を抑えるようになったといいます。
“相手を傷つけないように”と思うあまり、自分の思いをストレートに伝えず、当たり障りのない言葉で誤魔化してきたシュウヘイ。感情的な一面を見せていないこともあって「そんな自分が結婚していいのかなって」と悩んでいたと初めて本音とも思える言葉を口にしますが、カホは「でもそのつらかった過去が私たちの将来にどう影響すると思ってるのか」と結婚に踏み出せない理由の核心としてはつかめていない様子。
優しいシュウヘイだからこそ、結婚後に感情的になってしまい、“あの時のように傷つけたらどうしよう”と思い、後一歩が踏み出せないのかな……と思うのですが、“過去のことが足かせになる”というのはカホも同じです。
過去に浮気をされて深く傷ついたことから“男性は浮気をする”と思うようになったカホ。5話では過去の裏切りが「一度結婚した人に浮気をされてたのね」「入籍をして1カ月もしないでそれも分かって……」と浮気ではなく不倫だったことが明らかになります。