室町幕府のダメっぷり…貨幣経済への転換期・室町時代に一揆で標的にされたのは「酒屋」? (3/3ページ)
室町時代といえばきらびやかな金閣寺。しかし経済はめちゃめちゃだった
また土倉や酒屋は、金を貸すさい、借用書に徳政令不適用の文言を入れるのが常でした。
つまり、徳政令が出されてもそれは無効であり、借りたお金はきちんと返さなければいけないというルールになっていたのです。
現代の法律なら、お金を借りた人が不利になるようなルールが最初から契約書に書き込まれていると、そのルールは無効とみなされます。よって今ではあり得ない話なのですが、当時はそれがまかりとおっていたわけです。
こうしたところにも、室町幕府のダメっぷりが表れています。自前の貨幣を発行することもできなかった室町幕府は、貨幣経済の進展に有効な対策を打つことができず、人々の暮らしも混乱するばかりだったのです。
画像:photoAC,Wikipedia
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