神輿をひっくり返して破壊する!?木曽福島・天下の奇祭「みこしまくり」とは? (3/4ページ)
神輿が国境を越えてしまうと、飛騨の村人たちも諦めざるを得ず引き返しましたが、そこは飛騨と長野の深い山の中。
重い神輿を方向も定まらない暗闇の中、厳しい山道を二人は「宗助!」、「幸助!」と互いに名前を呼び合いながら励まし合って木曽福島にたどりつきました。そして、水無神社(すいむじんじゃ)を造り、ご神体を祀りました。
それからというもの毎年7月22・23日の夜、木曽福島町の水無神社の祭りには、毎年「白木の神輿を新造してまくる」という神事が行われるようになりました。 読み方も祭神も違うのはなぜ?謎が謎を呼ぶ
…とここまで紹介しましたが、岐阜の村民からしたら宗助・幸助は大事なご神体を盗んだ泥棒っちゃ泥棒ですよね…。
岐阜の飛騨地方と長野の木曽地方は仲が悪くならなかったのでしょうか?
ご神体を運び出された「水無(みなし)神社」は、正しくは岐阜県の「飛騨一宮水無神社」のことで、由緒正しい大きな神社です。
背後にそびえる位山をご神体をする神社で、その位山はUFO伝説を持つ不思議な山でもあります。
位山については実は筆者が2018年に書いた下記の記事でも紹介しており、登山口にある太陽神殿と御門岩が有名で、パワースポットとしても人気があります。巨岩・奇岩も多く、天の岩戸など、天孫降臨をほうふつとさせる名がつけられています。