幕末期、米国の初代・駐日領事「タウンゼント・ハリス」は日本人のことをどう思っていたのか? (3/4ページ)
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さて、独身だったハリスは、帰国後はニューヨーク四番街のアパートでひっそりと暮らしていました。
そして帰国から5年後、アメリカ議会はハリスの功績を称え、ハリス自身の収入で賄っていた日本滞在中の費用をすべて支払っています。
以後、彼は特に公職には就かず、ローマやパリへ旅行したり、動物愛護団体の会員になったりしながら、悠々自適の生活を送りました。
日本への思いハリスは、日記に日本人のことを「喜望峰以東で最も優れた民族」と書いていたほどで、日本のことをいつも気にかけ、親しい人々に日本のことを話すのを楽しみにしていたといいます。親日家ですね。
仕事で赴任していたとはいえ、おそらく彼にとっても日本での日々は充実したものだったのでしょう。
晩年は、保養地のフロリダへ移住してのんびりと暮らし、74歳で亡くなりました。生涯独身で家族はいなかったので、姪が法定相続人となっています。