これは美しい!喜多川歌麿の名作「ポッピンを吹く女」をガラス絵でデザインしたお菓子缶『ポッピン缶』が発売
12月15日(日)にNHK大河ドラマ「光る君へ」の最終回が放送され、約1年に及ぶ壮大な物語の幕が下ろされましたが、2025年1月5日(日)からは新たに大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が放送されます。
「べらぼう」では江戸時代の出版人・蔦屋重三郎を主人公として物語が展開されますが、本ドラマの放送を機に蔦屋重三郎がプロデュースした喜多川歌麿による浮世絵『ポッピンを吹く女』と、耕書堂の屋号をデザインした『ポッピン缶』が販売されます。
蔦屋書店・TSUTAYAの一部店舗で限定販売される本アイテムは、蔦屋重三郎が当時プロデュースした、喜多川歌麿による浮世絵『ポッピンを吹く女』をメインビジュアルに使ったお菓子缶です。ちなみに”TSUTAYA”という名称は、蔦屋重三郎にならって命名されたそう。
『ポッピンを吹く女』のイラストを描いたのは、『東京駅缶』『お城缶』でもガラス絵を担当した、グラスペイントアーティストのAlisa Horita。喜多川歌麿の原画をガラス絵で忠実に再現しながら、『ポッピンを吹く女』の背後にある毬や、蓋の縁の傘のデザインは、Alisa Horitaの描きおろしとなっています。
『ポッピン缶』の側面四方を囲むのは、日本の春夏秋冬を彩る花々を描いたガラス絵です。春は桜、夏の朝顔、秋の葡萄に、冬の山茶花(さざんか)が4面を飾ります。面によって色の印象が異なり、移り変わる四季の表情を楽しめます。
缶の四隅を飾る赤い柱は、蔦屋重三郎の羽織の模様をイメージして描かれました。さらに、蓋を開けると見えるのは、精巧に描かれた金色と白の格子柄。代表的な和柄の一つである市松模様です。
また、『ポッピン缶』には、架空のプロダクトを作るクリエイター・ミチルとコラボしたオリジナルミニ手鏡が付いてきます。座布団の上に江戸の猫が寝ているデザインの、小さな手鏡です。
猫が寝ている座布団には、Alisa Horitaによるガラス絵をデザイン。缶のデザインともリンクしたアイテムとなっています。
『ポッピン缶』の中には、米粉で作ったいちごミルク風味のお煎餅が詰められています。ほんのりピンク色の小ぶりなお煎餅で、おしゃれで可愛い和菓子です。
原画が持つ魅力と、ガラス絵独特の色や風合いが活きた、和洋折衷な仕上がりの「ポッピン缶」は、2025年1月17日から全国の蔦屋書店・TSUTAYA一部店舗で発売。12月16日(月)10時から蔦屋書店オンラインにて予約販売を開始します。
蔦屋書店、TSUTAYA『ポッピン缶』 ミニ鏡付き
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