復讐が許された武士道の精華「仇討ち」!実は細かな作法やルールがしっかり決められていた (1/4ページ)
武士道の精華として称賛されてきた「 仇討ち」(または 敵討)ですが、実はルールがたくさんあったとか。仇討ちはルールに則って遂行しないといけないのです。
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仇討ちできるのは、師匠または父母・叔父叔母・兄姉など目上の近親者が殺された場合のみ。子供の敵を親が討つことはできない。
主君(藩庁)に仇討ちすることを届け出て、許しを得ないといけない。
返り討ちにあった場合、その仇討ちは許されない。
藩が仇討ちを許可したら、幕府にその旨を届けて、町奉公所の敵討帳と言上帳(ごんじょうちょう)に帳付けしてもらうことで、町奉公所から敵討ち許可書である書替(かきかえ)を貰えるというわけ。これで、ようやく仇討ちができるのです。
