2024年第3四半期半導体ファウンダリグローバル市場の売上を発表〜前年同期比27%増加に〜 (4/6ページ)
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UMCも2024年第3四半期に着実な売上成長をみせました。22/28nmノードの需要が高かったことが要因です。AI以外の、自動車や産業用などの半導体需要は依然低迷しているものの、稼働率は改善しており、以前の予想値を上回りました。台湾の同社にとって中国の成熟ノードファウンダリとの競争は激しくなっていますが、UMCは高電圧技術と省エネ用途に強みがあり、それが競争力と安定した価格に繋がっています。とはいえ、同社は2025年早期にウェハー価格を改定して市場での供給過剰に対応するとみられ、短期的にはこれが利益率の下げ圧力になるとみられます。
GlobalFoundriesも2024年第3四半期は堅調でした。ウェハー出荷が順調だったうえに、価格決定力を維持できているからです。この四半期、スマートフォンセクターでは顧客各社の在庫調整が進んだため再び出荷が増え、また自動車セクターでは市場環境が厳しい中でも需要は安定していました。また、通信インフラとIoTのセクターでは、IoT領域での在庫調整が進むにつれ底を打つ気配が出てきています。GlobalFoundriesの第4四半期予想では、スマートフォン以外のセグメントでは前四半期と比べて大きく成長、一方スマートフォンは季節要因よりも大きな減少となっています。
カウンターポイント社リサーチアナリストAdam Chang氏は次の通り述べています。
「AI半導体の需要が強く、それがTSMCの最先端ノードN5の成長に繋がっています。このクラスのノードは、次世代のAIアクセラレーターやデータセターには必須だからだ。いまやイノベーションにはAIが欠かせず、それに必要な先端ノードの需要急増が、半導体ファウンダリ業界全体の成長の原動力となっている。一方、成熟ノードは、中国とその他の成熟ノードファウンダリの製造能力強化によって供給過剰になっていて、これが問題だ。AIが半導体とファウンダリ業界の成長の原動力となる中で、成熟ノードの企業は利益を確保するための難しい舵取りを迫られるだろう。」
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