【海外秘境生活レポ】マイナス20度!極寒都市暮らしの暖房事情 (2/4ページ)
ビシュケクには新しい高層マンションも建築されていますが、それらはマンションごとのセントラルヒーティングまたは床暖房になっているようです。
一戸建ての場合、温水セントラルヒーティングや床暖房、ペーチカ(ペチカ)と呼ばれるストーブと、それぞれ暖房システムが異なります。

私が現在ホームステイしている家庭は、ガスを熱源とする温水セントラルヒーティング。友人の家は電気の床暖房とオイルヒーターを兼用、別の友人宅は石炭をペーチカで燃やすそうで、一冬分として、なんと2トンもの石炭を購入したそう!
「それでも足りなくなるから、追加で購入すると思う」と話していました。
外はマイナス20度でも住宅の壁はぶ厚く気密性が高いので、家の中はとても暖かいです。ロシアや中央アジアの旧ソ連諸国も、暖房事情はほぼ同じ様子。けれど暖房費には地域差があります。
モスクワ郊外にある旧ソ連時代のアパートに住む友人は、「冬の暖房代はひと月1万円くらいする。とても高い」とのことでした。
遊牧民の家、ユルト

▲Photo by Rie Kanno
モンゴルやキルギス、ウズベキスタンなど遊牧民の国に伝統的に伝わる可動式住宅のユルト(モンゴルではゲル)。極寒の地において、ユルトの中でどのように暖を取るかといえば、ペーチカです。
山奥にあるユルトに宿泊した際の燃料は、馬の糞を乾かしたもの。そもそもは草なので嫌なニオイもせず、よく燃えてユルトの中はポカポカでした。