「きつつき作戦」「釣野伏せ」など…戦国時代、名だたる武将たちはどんな戦法で勝利を目指した? (1/2ページ)
戦国時代のドラマの合戦シーンでは、両軍が対峙し、法螺貝の合図によって一斉に敵に向かって突撃する……というような場面がよく登場しますね。
そうしたシーンは、参加している兵の数が多いほど迫力満点のビジュアルになるでしょう。
しかしそのような総力戦は、臨場感を楽しむドラマのワンシーンとして観る分にはいいですが、実際の戦いでこれをやると双方ともに犠牲が多くなるものです。
そこで、合戦に際しては、さまざまな「作戦」が考えられるようになりました。
自軍の犠牲を最小限に抑えながら効率よく敵を倒すために、戦国武将たちは正面から戦うのを避けるようになります。
例えば奇襲を仕掛けたり、囮を使ったり、隠れて待ち伏せをしたり……。
こうしたさまざまな戦法が採用されるようになりました。
武田軍「きつつき戦法」武田信玄がよく用いた戦法として有名なのが、きつつき戦法です。
きつつきは木の中に潜んでいる昆虫を食べますが、こうした昆虫を捕獲するために、虫が隠れているのとは反対の方向から樹木をつつきます。そして、驚いて中から虫が出てきたところを捕まえるわけです。
武田軍はこれにヒントを得たのでしょう、まず別動隊に背後を襲わせて、驚いた敵軍が反対に逃げてきたところで襲撃する――というやり方を好んで行っていました。