大河『べらぼう』で男色家・平賀源内が愛した実在の女形・瀬川菊之丞の生涯【後編】 (3/6ページ)

Japaaan

源内は男色の戯作も手がけていましたが、仲でも有名なのが『根南志具佐(ねなしぐさ)』です。

地獄の閻魔様が美貌の人気女形の姿絵を見てあまりの美しさに一目惚れしてしまい、地獄に連れてこようと手下に誘拐させることを企む……という内容。

閻魔様に惚れられる人気女形として二代目瀬川菊之丞が実名で登場しています。『根南志具佐』の内容に関してはぜひこちらもご覧ください。

『根南志具佐』が出版されたのは宝暦13年(1763)なので、菊之丞は22歳ごろでしょうか。女形の役者としてその名を江戸中に馳せていた頃かと思われます。

菊之丞が身に付けたものは何でも大ヒット!

鈴木春信「浮世美人寄せ花」
菊之丞の定紋である結綿の模様が入った帯をする「路考娘」

江戸中の人気を集めただけではなく、菊之丞が舞台で用いたものは何でも大ブームとなったそうです。

菊之丞は『王子路考(ろこう)』という通名でも親しまれ、その名前をとって名付けられた路考髷(髪型)や路考櫛(髪に飾った櫛)江戸っ子たちの間で大流行しました。

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