相撲、ギャンブル、鳥撃ち、女…戦国時代の武士たちは合戦中にどんな息抜きをしていたのか? (3/4ページ)
しかしこのように、合戦の合間に相撲や鳥撃ち、ましてや読書を楽しむなどというのは、あくまで品行方正な武士たちの息抜きでした。
戦国時代の荒くれ武士の中には、もちろん酒・女・ギャンブルにうつつを抜かす者も少なくなかったようです。なかでも、射幸心を満たしてくれるギャンブルは、下級武士の間で大流行していました。
下級武士はギャンブルがお好き特にギャンブルにのめり込んだのは、足軽や雑兵といった最下級武士たちです。
彼らは金など持っていませんから、食卓で配膳される米や酒、さらに具足まで賭けました。勝てばそれらをごっそり入手できましたが、負ければすってんてんになったといいます。
しかし具足をカタに取られれば戦になりません。そこで大名たちはしばしば博打禁止令を出していました。
それでも具足を賭けたギャンブルが堂々と行われていたのは、戦場に出れば簡単に具足を手に入れられたからです。戦死者の具足を剥ぎ取って持ち帰れば、またギャンブルに興ずることができるというわけです。