なんと日本には戦国時代から戦車があった!加藤清正が発案、その名も「亀甲車」その威力のほどは? (2/3ページ)
また木製ということもあり、朝鮮の城兵が柴草に油をかけたものを投下すると焼けてしまったという記録もあります。
一応、耐火性についてはその後改良されており、数枚の生の牛皮を重ねて覆い、耐火性を強化したもので再び城攻めに使われました。
この時使われた三両の亀甲車は、かなり大きな敵方の城砦を攻め落とすのに役に立ったようです。
余談ですが、亀甲車の寸法などがどれくらいだったのかという文献は残っていません。
しかし、愛媛県宇和島地方に伝わる「牛鬼祭り」に使う牛鬼という山車は、この時の亀甲車を真似たものだという説もあります。
幕末に復活?その後、日本ではしばらくの間戦車が活躍することはありませんでした。先述の通り、地形的にあまり使えなかったのと、江戸時代になると戦そのものがなくなっていったからです。
ただ、幕末になると再び戦車製作の機運が高まり、鉄製の戦車である安神車が製作されています。造らせたのは水戸藩の徳川斉昭で、攘夷戦に備えて自ら考案したのでした。