江戸時代の経済を支えた両替商と「銀座」の意外な関係に迫る! (4/4ページ)

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両替商の存在意義

現在、私たちが外国に旅行をする際、日本円をその国の通貨に交換することを「両替」といいます。

この時代の「両」は小判金の単位でしたから、「両替」という言葉は「金1両を他の貨幣に替える」ことを意味していて、それを商売にしている商人が「両替商」と呼ばれました。

とくによく知られた両替商には、呉服店から発展した三井、酒造業から発展した鴻池があります。

三井は明治時代になってから第一国立銀行を経て三井銀行となり、その後、合併を繰り返して現在は三井住友銀行となっています。

三井住友銀行大阪本店ビル(大阪市中央区)

鴻池は明治時代になってから第十三国立銀行となり、鴻池銀行を経て、合併を繰り返し、三菱UFJフィナンシャル・グループとして現在にいたっています。

都市で生活をする人々にとって貨幣は不可欠なものであり、両替商はその人たちの経済活動を支えていました。その存在意義は、現在も生きているといえるでしょう

参考資料:執筆・監修阿部泉『明日話したくなるお金の歴史』清水書院、2020年
画像:photoAC,Wikipedia

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