なんと犬が伝達の使者に!?変装、暗号……戦国時代の「密書」はどのように届けられていたのか? (3/4ページ)
実際、忍者もよく僧侶に変装したといわれています。
しかし、変装をするだけでは作戦として十分とは言えません。使者が敵に捕まった際、密書が簡単に見つかっては元も子もないからです。
そこで、笠の緒の中などの僅かなスペースに密書を入れたり、着物の襟の中に縫い込む、髪の中に隠すなどの方法が採られることもしばしばでいた。
暗号や犬も使われたさらに密書は誰でも読めるものではなく、味方にしか通じない暗号で記されました。
用心を重ねて、最重要事項だけは紙に書かず、使者に口頭で伝えさせるケースもあったようです。
確実に密書(情報)を届けるためには、念には念をいれた作戦が必要不可欠だったのです。
ちなみに岩付城主の太田資正は、居城である岩付城と属城としていた松山城に五十匹ずつの犬を飼っており、それぞれの城や砦の間を行き来させて道を覚えさせていました。