またしても幼馴染に助けられ…【大河ドラマべらぼう】2月16日放送のロングレビュー&解説! (3/6ページ)
これまで吉原細見に載せていなかったような裏通りの切見世(きりみせ。零細遊廓)まで、これでもかと盛り込みます。
劇中で河岸(かし)と言っていた場末の区域ですね。吉原細見を半額で買う(定価では買わない)ような客層の経済力でも吉原遊廓を楽しめるよう、購買意欲を掻き立てました。
かくして完成した吉原細見『籬の花(まがきのはな)』。名前の由来はお察し通り、格子の向こうに咲き誇る遊女たちの姿を描いたのでしょう。
価格は従来の48文から24文にしました。1文の価値を仮に20円とした場合、960円から480円に大幅値下げ。現代なら札1枚からワンコイン。そう考えるとなかなかのインパクトです。
こうした成果の裏にはみんなの努力があり、力を合わせて本を作り上げる光景は、いつ見ても創作の喜びを感じさせます
果たして吉原細見『籬の花』は、今の「倍」売れるのでしょうか?
小泉忠五郎『新吉原細見』とは?
安永4年(1775年)7月『新吉原細見』より、改として小泉忠五郎の名がある。
西村屋与八(西村まさ彦)と組んで吉原細見の出版に乗り出した小泉忠五郎(芹澤興人)。