西鉄天神大牟田線において、AI警備システム「AI Security asilla」を活用した実証実験を開始いたします。 (1/3ページ)

西日本鉄道株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:林田 浩一、以下「西鉄」)は、株式会社アジラ(本社:東京都町田市、代表取締役CEO 兼 COO:尾上 剛、以下「アジラ」)と共同で、西鉄天神大牟田線の駅施設における安全性向上を目的とした実証実験を開始いたします。本実証実験は、西鉄グループが実施するオープンイノベーションプログラム「Join up with Nishitetsu」への採択を通じて開始するものです。
背景と目的
西鉄が運営する西鉄天神大牟田線・貝塚線では、現在全73駅のうち42の駅(試行運用中の8駅も含む)において駅集中管理方式※を導入しており、柳川・貝塚2か所のサポートセンターにて各駅のモニタリングを行うなど、お客さまの安全や利便性を維持しながら運用しております。
この度、より安全な輸送サービスの提供を実現するため、アジラが提供する「AI Security asilla」を活用し、駅施設における安全性向上を目指します。
※駅係員が常時は駐在せず、監視カメラによる安全確認やインターホンを通じたお客さま対応など、デジタル技術を活用して遠隔で駅業務を行う
実証実験の概要
今回の実証実験では、駅集中管理方式を導入している駅のうち乗降人員や、小学生、高齢のお客さまの利用状況を考慮した8駅で実施いたします。
実施期間: 2025年2月21日(金)~2025年8月20日(水)
対象駅: 西鉄天神大牟田線 都府楼前、紫、津古、三沢、大保、櫛原、聖マリア病院前、西鉄五条(計8駅)
設置場所: [カメラ]対象駅ホーム、改札周辺、内コンコース等
※現在設置しているカメラを活用
[モニター]柳川サポートセンター
検証項目: 以下の項目を適切に検知できるかを検証します。