大河ドラマ「べらぼう」で遊女の爪がほんのり赤いことに気が付いた?〜 江戸時代の化粧と「紅色」 (3/4ページ)

Japaaan

爪紅を施す女性を描く「絵本江戸紫」

絵本江戸紫(禿帚子作、明和2年 1765)

違いは紅殻やホウセンカは「染める」。紅花は「塗る」。爪そのものに色素沈着を施すものと、爪の上に顔料の層がのるイメージの違いです。しかし両方とも現代のネイルアートから比べれば、うっすらとしたものだったでしょう。

目元に、口に、頬に、爪にと、長い間日本では化粧といえばほぼ赤しかありませんでした。今は多彩な色があるとはいえ、色付きリップやルージュのことを「口紅」と総称するのも、そのゆえんでしょう。

現代の口紅と赤いマニキュア(イメージ)

目の端に紅を塗ることは「目弾き(めはじき)」と呼び、歌舞伎役者の舞台化粧でしたが、それを町人女性が真似るようになったそうです。遊女もきりっと真っ赤なアイラインをひいていますね。しかしあれだけ濃く塗ることができるのは、お金をかけている証。

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