休館前のラストチャンス!伊藤若冲・貴族文化・日本の美!至極の花アート展『百花ひらく』開催 皇居三の丸尚蔵館 (4/5ページ)
これはどのようなものなのでしょうか?

解説員
この作品は、裁縫箱と裁縫道具のセットです。昭和天皇が香淳皇后が御結婚されたことを記念して献上された作品のひとつです。
加藤渚
裁縫セットは思えないほど豪華で、すごく綺麗ですよね。
解説員
「源氏物語」の「初音」に登場する和歌をもとにデザインされています。箱本体には桐が使われており、玳瑁や貝などさまざまな素材をはめこんで、松や橘、紅白の梅、そして和歌の文字を表現しています。
加藤渚
和歌をモチーフにしてできたもの?
解説員
はい、とてもめでたい内容の和歌です。
加藤渚
こちらの裁縫道具にも、装飾が施されていますよね?
解説員
例えば、はさみにも梅とか花が象嵌されています。糸巻にも蒔絵が施されているなど贅をつくした作品となっています。
加藤渚
さて、ここでもう一つクイズです
この展覧会のタイトルにもある「百花ひらく」
この言葉には、もともとどんな意味があるでしょうか?
① 花が咲き誇る様子
② 貴族の衣装を表す言葉
③ 花を使った書道の技法
(数秒間…)
加藤渚
正解は…①の“花が咲き誇る様子”です。