西郷隆盛が説いた、現代でも通用するリーダーの心得『西郷南洲翁遺訓』の現代語訳&用語解説 (4/4ページ)
『西郷南洲翁遺訓』用語解説
二代目長谷川貞信『明治十年鹿児島西郷記』より、西郷隆盛の最期(画像:Wikipedia)
廟堂(びょうどう):君主の廟(みたまや。墓)、転じて政治の場。現代日本なら国会議事堂か。 大政(たいせい):大いなる政。国政。 天道:天の道理。 私(わたくし):私心や私情、私利私欲。 政柄(せいへい):政治をつかみ、操る柄(つか)。 天意:天のご意志。 俸禄(ほうろく):給料や知行など。 尚書(しょうしょ)・書経(しょきょう):どちらも同じ書物。五経の一つ。 仲虺之誥(ちゅうき のこう):書経に収録されているエピソード。 請問(せいもん):教えを乞うこと。 義(ぎ):ここでは意味(例:同義語) 翁(おきな):年長の男性に対する敬称。ここでは西郷を指す。 欣然(きんぜん):たいへん喜んだ様子。 終わりに今回は『西郷南洲翁遺訓』より、政治に携わる者の心得を紹介しました。
この教えは政治家だけでなく、私たち社会人にとっても重要な指針となるのではないでしょうか。
一切の私心なく大義のために奉職するのは難しくても、西郷の教えを胸の片隅にとどめ、日々精進して生きたいものです。
※参考文献:
山田済斎『西郷南洲翁遺訓』岩波文庫、1939年2月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan