西郷隆盛が説いた、現代でも通用するリーダーの心得『西郷南洲翁遺訓』の現代語訳&用語解説 (1/4ページ)

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西郷隆盛が説いた、現代でも通用するリーダーの心得『西郷南洲翁遺訓』の現代語訳&用語解説

江戸幕末、貧しい薩摩藩士の家に生まれて明治維新の立役者となった西郷隆盛。

大久保利通・木戸孝允(桂小五郎)と並ぶ維新三傑の一人として、その遺業が今日に知られています。

そんな西郷は自身の政治思想を人々に伝えており、庄内藩士たちがそれを書き記した『西郷南洲翁遺訓(表記ゆれあり)』は、現代でも通用する絶好のテキストと言えるでしょう。

今回はそんな『西郷南洲翁遺訓』より、最初の教えを紹介したいと思います。

さて、口を開いた南洲翁(西郷隆盛)は、まず何を説かれるのでしょうか。

『西郷南洲翁遺訓』原文

西郷隆盛。石川静正筆(画像:Wikipedia)

まずは原文を紹介します。

……が、後で噛み砕いて紹介するので、今はまだ無理して読まなくても大丈夫です。

一応ルビは振っておきますね。

一 廟堂(びょうどう)に立ちて大政(たいせい)を為(な)すは天道を行ふものなれば、些(いささか)とも私(わたくし)を挟みては済(す)まぬもの也(なり)。いかにも心を公平に操り、正道を踏み、広く賢人を選挙し、能(よ)く其(その)職に任(た)ふる人を挙げて政柄(せいへい)を執らしむるは、即ち天意也。夫(そ)れゆゑ真に賢人と認むる以上は、直(ただち)に我が職を譲る程ならでは叶はぬものぞ。

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