東京都×SUBARU「STEM分野」女性活躍推進のための女子中高生向けオフィスツアー開催
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3月下旬、株式会社SUBARU東京事業所にて、女子中高生を対象としたオフィスツアーが開催された。倍率7倍以上の応募の中から選ばれた参加者が、アイサイトの試乗を体験し、会社の特徴や働き方について学んだ。
まず、都の担当者が今回開催した経緯を説明。「理系は男子が得意、女子は文系だよねというような無意識に思い込んでいる、アンコンシャスバイアスがありませんか」と問いかけ、「女性が少ないからという理由で選択肢を狭めるのはもったいない」と話した。東京都では、STEM(科学、技術、工学、数学)分野で女性の活躍を推進するため、これまで計16社で実施している。

続いて、中高生は株式会社SUBARUの歴史やロゴの由来、働き方について理解を深めた。SUBARUは「笑顔をつくる会社」を軸に”安心と愉しさ”を提供している。時短勤務やリモートワークを推進し、仕事と育児が両立できる働きやすい環境を作っていること、社会貢献活動を行っていることなどを学習。

説明後は実際にオフィスや現場を見学。SUBARUの安全思想の紹介を受け、アイサイトを実際に試乗した中高生は「びっくりした」「想像以上に衝撃があって驚いた」「本当に止まるのか怖かった」と口にした。時速60km以内であれば、止まるように設計されている。

オフィス見学を終えあとの質疑応答では「座席は固定されていますか」との質問に対し、「席は固定されておらず、ノートパソコンを持って自由に好きな席で仕事ができる環境です」と回答。時間が異なる時計が複数あることに対しては、「海外拠点のスタッフとやりとりする際に現地時間がわかるように置いている」と明かした。
ツアーの最後には、女性社員への質疑応答の時間が設けられた。業界を意識した時期について岩城茉佑香氏は「大学にSUBARUの開発責任者が講演に来たことがきっかけです」とコメント。中高生でやっておいた方がよかったことを聞かれると、矢田堀真友氏は、「私は早い段階で理系に進むと決めていましたが、文系科目も幅広く学んでおけばよかったと感じています」と回顧。グループに分かれての質問会では、理系の魅力は何か、いつ進路を決めたのか、研究室はどうやって決めたのか、女性の割合はどれくらいか、などの質問が挙がった。
