「先入観を持たないコミュニケーション」が大切。カシオ計算機でG-SHOCK初号機の立体商標登録を実現した女性のキャリア (2/5ページ)
母は私を生んで会社を辞め、パート勤めをしていましたが、「これからの時代は結婚しても働いた方がいいわよ」と言われており、幼いながらも自分は長く働くことになるのかなと考えていました。
Q.2 思春期は学校でどんな存在でしたか?
小学生のうちから背が伸びたこともあり、学生時代は運動に打ち込んでいました。基本的に身体を動かすことが好きで、勉強はあまり好きではありませんでしたが、クラスでは優等生タイプでした。昔から調和を重んじる性格で、周囲のすすめから生徒会役員になったこともあります。
Q.3 学生時代に注力したことはなんですか。
大学では英文学を専攻し、家庭教師と個人塾のアルバイトに熱中しましたね。個人指導だったので生徒との距離が近く、生徒それぞれの教え方次第で成長の仕方が変わるのも面白く、楽しく指導していました。もともと、人はそれぞれ違って、やり方に正解がないという考え方があったので、やり方を決めつけずに、自由に成長を促せることの嬉しさを知りました。
Q.4 これまでのキャリアの変遷を教えてください。
大学卒業後に、ヨーロッパの旅行関係の会社に入社しました。就職氷河期世代だったので、新卒時はとても苦労しましたが、もともと海外旅行が好きだったので、志望の業界に入れて嬉しかったです。英語を使った仕事もできましたし、いろいろな部署を経験させてもらいましたが、新しいことにチャレンジしようと3年目に転職しました。
2社目は全く未経験の業界でしたが、さまざまな企業の特許を代理で取得する特許事務所に転職しました。そのうちに、取得した特許の活用に興味を持つようになり、約2年後の2005年にカシオ計算機に入社しました。それぞれの会社の在籍は短い期間ではありましたが、好きなものや気になることを軸に、今のキャリアにもつながる重要な経験を積むことができたと思います。
■それぞれの意見を吸い上げて、社内を説得するのがリーダーの務め
Q.5 現在担当されているお仕事について教えてください。