通勤中、昆虫の大群に遭遇→夜になると... 体験談に14万人驚嘆「こういう行動できる人本当に尊敬する」

あるユーザーが通勤中に出くわした〝昆虫の大群〟が多くのXユーザーを驚かせた。
昆虫や集合体が苦手な方は、心してスクロールしてもらいたい。
念のため、間にキレイなお花の写真を挿入しておく。お花の後、即、虫の群れだ。


神奈川在住のサラリーマン・つねぞう(@tsunezo_works)さんが2025年4月21日の朝に投稿したのは、電柱に団子状になってくっつく昆虫集団。
お腹の部分には黄色と黒の縞模様があり、どうやらハチであることが伺える。
これは一体......何ごと!? どうしてこんな場所に、こんなにたくさんのハチが、こんなに密集しているの!? ちょっと、怖い......。
しかし、つねぞうさんが夜に再びこの電柱の前を通りかかると、昆虫軍団を思わず見守りたくなるような変化が、生まれていた。
夜に再度。通りかかると...21日夜、つねぞうさんが投稿した写真では、相変わらず電柱に昆虫軍団が張り付いている。
しかしその上に、1枚の張り紙が追加されていたというのだ。
そこには、こんなメッセージが書かれていた。
「ミツバチが引っこしの途中で休憩中ですそっとしてあげて下さい。(分蜂という行動らしい...)数日でいなくなります」
なるほど、お引っ越しの途中だったのか! 遠くまでみんなではぐれないように飛んでいくのって、きっと大変だもんね。
そんな休憩中の彼らを事情を知らない誰かが退治してしまうかもと考えて、わざわざ貼り紙を残した人がいたのだろうか。な、なんて優しい世界......!
23日、Jタウンネット記者の取材に応じた投稿者・つねぞうさんは、ミツバチの群れを発見したとき、そして、追加された張り紙を見た時のことを振り返り、こう語る。
「蜂を発見した時はスズメバチと戦っている(熱球)かと思いましたが、騒がしい感じがなく不思議に思いポストしました。会社から帰宅する際に同じ道を通った際に貼り紙を発見。貼り紙で分蜂という言葉を初めて知りました。優しい人がいるんだなぁと思いました」(つねぞうさん)
つねぞうさんが遭遇した分蜂と、彼らのため張り紙に、X上では14万件以上のいいね(30日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「貼り紙してくれた人めっちゃ優しいやーん!」「こういうのが知識と優しさの融合」「なんでも騒いで退治するのがいいわけじゃないよね。理解して見守る余裕を持ちたい」「こういう行動できる人本当に尊敬する。紙貼るだけと思う人もいるのかもしれないけど意外とできないよこういうの」