大河『べらぼう』にダジャレで登場!「まちかね山」はどこにある?本当に実在するのか? (3/4ページ)

Japaaan

まちかね山のモデル?②待乳山(東京都台東区)

歌川広重「東都名所 真乳山之図」

少し音は違いますが、吉原遊郭からほど近い待乳山(まつちやま)も、まちかね山のモデルになったかも知れません。

待乳山とは待乳山聖天(〜しょうてん)の境内となっており、山と言っても高さ10mほどの小高い丘。東京で一番低い山として知られています。

元は真土とも書かれ、かつてこの一帯が泥海であったころ、ここだけがしっかりした土だったそうです。

この地に待乳山聖天が祀られたのは推古天皇9年(601年)のこと。旱魃に喘ぐ民を安らげようと、歓喜天(かんぎてん)と十一面観音(じゅういちめんかんのん)が安置されました。

以来多くの文人墨客が訪れ、その情緒を文学や絵画に描き出しています。

待乳山 今では猪牙(ちょき)の 目当てなり

※川柳(詠み人知らず)

【歌意】聖地として崇敬されてきた待乳山も、今では吉原遊郭に通う客を乗せる猪牙舟の目印となっている。

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