空の上から新潟を見たら...黄金に輝く〝地元の宝〟に感動広がる 「初めて見た」「希望にあふれてる」

「福島潟と田んぼの水鏡に、夕陽がリフレクション。新潟市北区の宝です」
2025年5月7日、そんな呟きと共に投稿された写真が、X上で注目を集めた。
たっぷりと湛えられた水が、夕日を反射している。それはまさに、黄金のような輝きだ。
写真の投稿者は「あんでぃ/M.Ando 」(@furumachi11)さん。ポストには、こんな声が寄せられている。
「福島潟と田んぼの風景、綺麗ですね」「この近くに2年住んでたけどほんま良いとこです」「初夏の田んぼは希望にあふれてる感がすてきですね」
空の上から見た新潟の光景に、改めて感動したという人が多かった。
Jタウンネット記者は投稿者・あんでぃさんの話を聞いた。
見慣れた場所が新鮮な光景に感じた投稿者あんでぃさんによると、撮影したのは4月25日午後5時頃、神戸から新潟へ飛ぶ「トキエア」の機内からだった。
「ちょうど福島潟の上空を旋回した時に、眼下に見えた福島潟と田んぼを撮影しました。夕方の時間帯と重なり、水鏡に夕陽が反射してキレイでした」(あんでぃさん)。
あんでぃさんは、現在、大阪に単身赴任中で、月イチで新潟へ帰っている。いつもは伊丹から飛ぶが、今回はたまたま神戸からプロペラ機で新潟へ向かったという。

「プロペラ機はジェットより高度が低いので、眼下の風景が楽しめます。この時期の新潟は一面の田んぼに水が張られて、水の豊富なエリアで生まれ育ったことを感じます」「僕は福島潟の近くで育ったので見慣れた場所なのですが、上空から見ると、下から見る以上に水面が大きくて新鮮な光景に感じます」(あんでぃさん)
嬉しかったのは、新潟市北区の住民から、「こんな写真は初めて見ました。北区住みなのでうれしい~」といった声が寄せられたことだと、あんでぃさんは語る。
「地元のよさを再発見できたと思います」(あんでぃさん)
写真で輝いていた福島潟は、新潟市東方に位置する湖沼。国の天然記念物「オオヒシクイ」をはじめ、220種類以上の渡り鳥が飛来する場所だ。
450種類以上の水生・湿性植物なども確認されていて、オニバス、ミズアオイ、ミクリなど全国的にも希少な植物も自生している。
福島潟が一望できる施設「水の駅 ビュー福島潟」では、昔ながらの木舟に乗って楽しむ「潟舟体験」(3月~9月)などのイベントも実施されている。
プロペラ機に乗って新潟へ向かい、福島潟の自然を満喫。そんなゆったりした旅も、癒されそうだ。