名刀「本作長義」「山姥切国広」同時公開!圧巻の刀剣コレクションを誇る徳川美術館が特別展『時をかける名刀』開催 (2/5ページ)
展覧会の見どころを見ていきましょう!
尾張徳川家の刀剣 ― 日本最大級の名刀コレクションが語る物語
国宝 太刀 銘 長光 名物 津田遠江長光
重要文化財 脇指 無銘 貞宗 名物 物吉貞宗
徳川美術館が所蔵する尾張徳川家伝来の日本刀はおよそ700振を数え、美術館で所蔵する刀剣数として最大を誇ります。その中には、国宝10振、重要文化財19振、重要美術品23振、名物刀剣23振が含まれており、質・量ともに卓越したコレクションとして知られています。
このコレクションの背景には、”御三家筆頭”という尾張徳川家の家格の高さが大きく影響しています。刀剣は武家社会において重要な贈答品であり、将軍家に次ぐ格式を誇った尾張徳川家には自然と当時の最高級品が集まりました。また、尾張徳川家は徳川家康の遺品を多く相続したため、織田信長、豊臣秀吉など、歴代の為政者や戦国武将ゆかりの名刀もその来歴とともに継承しました。
このように、尾張徳川家の刀剣コレクションは、単なる武具としての価値を超えて、歴史を物語る重要な文化財として大きな意義を持っています。