名刀「本作長義」「山姥切国広」同時公開!圧巻の刀剣コレクションを誇る徳川美術館が特別展『時をかける名刀』開催 (3/5ページ)

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【前期日程】燦然と並ぶ伯仲の名刀「本作長義」と「山姥切国広」

重要文化財 刀 銘 本作長義天正十八年庚寅五月三日二九州日向住国広銘打 長尾新五郎平朝臣顕長所持 天正十四年七月廿一日 小田原参府之時従 屋形様被下置也 徳川美術館蔵

重要文化財 刀 銘 九州日向住国広作 天正十八年庚寅貳月吉日平顕長(号 山姥切国広) 公益財団法人足利市民文化財団蔵 (前期公開:6/14~7/27)

「刀 銘 本作長義(略)」と「刀 銘 九州日向住国広作(略)(号 山姥切国広)」は、その姿が非常に近しいことから、本歌(本作長義)と写し(山姥切国広)であるとされ、双方が今日まで現存しつつ、ともに重要文化財に指定されている唯一の存在です。

「本作長義」は北条氏直より長尾顕長へと下賜された名刀です。顕長は、小田原合戦にて籠城が長期化する中、北条方として最後まで戦い抜く覚悟を示すため、刀工・国広にその旨を銘文として刻ませました。その国広によって、顕長のために作られたのが「山姥切国広」です。

顕長の所持からおよそ100年後、「本作長義」は尾張徳川家の所蔵となり今日まで名古屋に、「山姥切国広」は2024年に作刀の地とされる足利市で継承されることとなりました。

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