「べらぼう」吉原遊郭を仕切る楼主(忘八)は差別対象!なかには自殺してしまった楼主も… (4/4ページ)

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歌川芳員 画

江戸前期の俳人・榎本其角(えのもと きかく)は、著書「雑談集」の中に自殺した楼主のエピソードを載せています。

その楼主は、自分の立場を恥じて風流に身をゆだねたが、その状況になんら変わらないことに絶望して自分で命を絶ってしまったそうです。

また、吉原遊郭創立に奔走した立役者・庄司甚内は武家の血筋という説があります。ただし、楼主になったことを恥じていたため、決して父の名を明かさなかったとか。

苦界に身を落とし、地獄のような日々を過ごして生きた遊女たち。そして、彼女たちを束ねていた楼主たちにも、それぞれの事情があったのかもしれません。

参考書籍:安藤 優一郎「江戸の色町 遊女と吉原の歴史 江戸文化から見た吉原と遊女の生活」

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