お寺でテレワーク!? “働きながら整う”現役世代の新習慣!断食道場「龍雲寺禅堂」ワーケーション目的の利用が4倍以上増加 (2/4ページ)

ウーマンアプス



「空腹って、こんなに頭が冴えるんだと思いました。普段の自宅では通知に囲まれて集中できないのに、ここでは数時間が一瞬でした」

実際、最新の神経科学においても「空腹時に分泌されるホルモン“グレリン”が集中力や記憶力に影響を与える」ことがわかっています。

つまり、“お腹がすいている状態”は、脳を効率よく働かせる状態でもあるといえます。

龍雲寺禅堂では、1日1食の軽食(夜の精進料理)のみを提供しており、参加者は空腹の時間を通じて、頭と心が研ぎ澄まされていく感覚を自然に体験することができます。
その背景には、空腹によって生まれる集中力の変化、そして、一切の広告・音・通知のない空間があります。

■「断食道場で仕事」──集中力の理由は“遮断”にあった

現在、龍雲寺禅堂のワーケーション利用者の多くは、自営業・フリーランス・リモート勤務OKな会社員です。

彼らがこの地を選ぶ理由として多く挙げるのが、「強制的に生活リズムが整う」「情報を遮断できる」「人と比べなくて済む環境」などです。

たとえば朝は読経・坐禅から始まり、日中は各自の作業時間。
夜には再び坐禅やストレッチなどが行われ、自然とデジタルからも距離が取れます。

また、禅堂内は高速Wi-Fi完備。
湖畔の穏やかな空間でありながら通信環境は安定しており、オンライン会議や資料作成も問題なくこなせます。

「集中したいけど、カフェも家も落ち着かない。ここに来ると“自分の頭”で仕事ができるんです」

そんな声を、参加者からよくいただきます。

■「空っぽ」になるために、手放していく

断食の魅力は、単に“食べないこと”にとどまりません。

むしろ、“何かを手放す”ことによって、心が解放されることに本質があります。

食事を手放す。
言葉を手放す(坐禅中など)。
スケジュールやSNS、他人との比較を手放す。

そうして空っぽになった心に、自然や読経の響きが染み込んでいきます。
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