実は作り話なのか?江戸時代の「義民」や「義賊」誕生の実態 ~佐倉惣五郎、鼠小僧次郎吉~ (2/3ページ)

Japaaan

そのような狭間で、かつて貧民のために立ち上がった人物が「義民」としてもてはやされるようになりました。

その一人が、下総国佐倉藩の佐倉惣五郎です。

佐倉惣五郎(Wikipediaより)

彼は江戸時代前期、重税に苦しむ農民のために将軍への直訴を行って妻子とともに処刑されたとされています。その勇敢な行動が称えられ、「義民」として語り継がれたのです。

惣五郎を描いた歌舞伎『東山桜荘子』は大きな反響を呼び、惣五郎ブームが巻き起こりました。

とはいえ、惣五郎が実際に直訴を行ったことを示す確実な史料は、今のところ存在していません。

鼠小僧次郎吉

また、江戸時代の泥棒・鼠小僧次郎吉も、義賊として語られた人物の一人です。彼は博打の資金欲しさに、とび職の身軽さを活かして盗人稼業を始めたのですが、捕えられて処刑されました。

鼠小僧次郎吉(Wikipediaより)

実際には次郎吉は単なる泥棒に過ぎませんし、ともすれば女性に対して覗きも働いた変質者だったフシもあります。

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