実は作り話なのか?江戸時代の「義民」や「義賊」誕生の実態 ~佐倉惣五郎、鼠小僧次郎吉~ (3/3ページ)

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実はただの盗人です!江戸時代の盗賊「鼠小僧」はなぜヒーローとして伝説化されたのか?

そんな彼が称賛の対象になったのは、主に武家屋敷で盗みを働いていたからです。武士階級が絶対だった社会において、単身で武家屋敷に盗みに入った次郎吉の行動は庶民にとって痛快だったのです。

こうした評判は次郎吉が捕まった直後から既にあったようで、彼の処刑の際には次郎吉の姿を見るために人だかりができたといいます。

次郎吉をモデルにした歌舞伎の演目では、彼は盗んだ金を貧しい庶民に分け与えています。

盗まれた金銭が家宅捜索でほとんど見つからなかったので、このような説が生まれたのですが、実際は博打や酒に費していたようです。クズですね。

参考資料:縄田一男・菅野俊輔監修『鬼平と梅安が見た江戸の闇社会』2023年、宝島社新書画像:photoAC,Wikipedia

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