賭け事しない奴は野暮?なぜ江戸時代は大奥や子供までも”ギャンブルの虜”だったのか?【前編】 (2/4ページ)
「長谷雄草紙」(14世紀)より、鬼と双六を打つ紀長谷雄(Wikipediaより)
安土桃山時代には、土佐の長宗我部元親が賭博禁止令を出しており、これは裏を返せば社会秩序が乱れるほどギャンブルが流行していたということです。
武士の場合は、ギャンブルが原因のいざこざが刃傷沙汰に発展するおそれもあったことから、禁止令を出す大名家は少なくありませんでした。
中には、賭けの原因になるとして将棋や囲碁を廃止した事例まであるほどです。
将軍様は賭博がお嫌い庶民の暮らしが安定して、社会秩序が保たれるようになった江戸時代はどうだったのでしょうか。
江戸幕府を開いた徳川家康は賭け事が嫌いだったのか、大名の決まりを定めた『武家諸法度』では「博打の禁止」が促されています。