『べらぼう』喜多川歌麿(染谷将太)ブレイク前夜に耕書堂から出版された「画本虫ゑらみ」が圧巻の画力! (2/4ページ)
大河『べらぼう』に登場か!?喜多川歌麿の名作「寛政三美人」実在したモデルの正体は誰?
そんな美人画の代名詞ともいえる喜多川歌麿ですが、美人画以外の作品でも数々の名作を残しています。今回紹介する作品は、その名作のひとつと言っても過言ではない「画本虫ゑらみ」(がほんむしえらび)です。
「画本虫ゑらみ (または 画本虫撰)」は江戸時代の全15図からなる狂歌絵本です。狂歌とは、滑稽さや皮肉などを盛り込んだカジュアルな短歌のことを言います。
もちろんこの作品も蔦屋重三郎の耕書堂から1788(天明8)年に出版されたもの。
この本は見開き2ページの中に虫を2匹描き、その2匹の虫にちなんだ狂歌を2句歌うというとても面白い体裁になっていて、虫の世界を覗いているかのような感覚になってきます。
