【大河べらぼう】狂歌師・大田南畝も合格。寛政の改革で松平定信が仕掛けた『学問吟味』とはどんな試験? (2/4ページ)
そんな学問吟味では、朱子学(儒教の一学派。12世紀に朱熹が提唱)の学識が試されたそうです。
初場では四書五経(ししょごきょう)や小学(しょうがく。朱熹による初学テキスト)の素養が問われました。
ちなみに四書五経とは『論語』『大学』『中庸』『孟子』の四書と、『易経』『書経』『詩経』『礼記』『春秋』の五経を総称したものです。
初場で基礎知識が証明された者については、本試に進みます。
本試では経義科・歴史科・文章科の試験が数日にわたって行われました。
経義科では漢文の解釈を講義し、歴史科では歴史上の政治や人物の論評を行います。
そして文章科では時事問題の論策(論評と対策案)が出題されました。
いずれも朱子学の思想が根底に求められ、あまりに突拍子もない評価や発想は評価されなかったようです。
学問吟味の合格率は?
第1回の学問吟味では280名が受験したものの、成績や合否は発表されませんでした。
