江戸時代、なぜ犯罪者で非合法の存在「岡っ引」が治安を守る上で必要だったのか? (2/3ページ)

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そのため、役人の間でも腐敗が横行するようになり、今度は役人と対立する博徒が庶民の味方のアウトローとして人気を博すようになります。

さて江戸では、町奉行の部下である与力や同心が市中を整備していましたが、百万都市の治安を守るには明らかに人員不足でした。

そこで、同心は前科者や軽犯罪者、さらには現役の博徒を私財で雇うようになります。いわゆる岡っ引の誕生です。

岡っ引は「目明かし」「手先」「御用聞き」とも呼ばれ、お上の捜査に協力しました。江戸の警察権力の象徴である十手は常時携帯しておらず、必要時に奉行所から貸し与えられていました。

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博徒の「二足の草鞋」

この岡っ引、雇われるといっても小遣い程度なので、例えば野村胡堂の小説『銭形平次捕物控』の主人公・平次のように専業で活躍する者は少なく、多くは副業として活動していました。

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