【導入効果】AI電話受付システムで2か月で約4,000件対応 効果と課題を公表 (1/2ページ)
通信機器販売の株式会社ベルテクノス(本社:福岡県福岡市、サービス名:OFFICE110)は、2025年7月に導入したAI電話受付システム(IVR)の2か月間運用結果を公表しました。AI対応件数は累計約4,000件となり、月平均80時間の業務削減を実現する一方、運用コストの増加や顧客体験への影響といった課題も明確になりました。同社は今回の検証結果を活かし、顧客向けAI電話受付システムの提案改善に取り組んでまいります。
【導入の背景】
12万社以上へのビジネスフォン・通信機器提供実績を持つ同社では、自社でも電話応対の効率化が課題となっていました。2025年7月より社内検証として AI電話受付を導入し、効果と課題の両面を検証しています。
【2か月間の検証結果】
■ 効率化の成果
・累計約4,000件の問い合わせをAIが自動対応
・月平均80時間の業務時間削減を実現
・管理部門の残業時間を月84時間削減
・人員配置の最適化により年間約500万円のコスト削減効果
■ 顧客からの評価
・「要望をきちんと汲み取ってくれている」との好意的な声
・電話取り次ぎ時の情報伝達ミスが解消
・営業時間外・土日祝日の問い合わせ受付が可能に
・対応漏れの大幅減少
■ 明確になった課題
・運用コスト:従来比約2.4倍に増加
・顧客利便性:「直通がない」「自動音声が面倒」との指摘
・業務工数: 折り返し対応による追加工数の発生
・システム制限: 内線転送機能がなく必ず折り返しが必要
【今後の取り組み】
今回の検証で得られた効率化効果と運用課題の両面を踏まえ、顧客向けAI電話受付システムの提案改善に取り組みます。
自社での実地検証により、AI導入の理想と現実を把握できました。今後は顧客に対して、より現実的なコスト試算や運用設計をサポートし、実践的なアドバイスを提供してまいります。