なぜ薙刀は“女性の武器”になったのか?マイナーながら日本を代表する武器「薙刀」の知られざる歴史 (2/4ページ)

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その誕生の経緯はともかく、薙刀は武士の接近戦において、身分を問わず武士から足軽まで広く使用されました。

鎌倉時代の薙刀は柄の長さ約4尺、刃の長さ約3尺で総長約7尺と、後世の薙刀と比較して短いのが特徴です。

『平治物語絵巻』に描かれた薙刀を持つ武者(Wikipediaより)

南北朝時代になると太刀と同様に巨大化が進み、刃の長さ6尺3寸、柄の長さ約5尺で総長約1丈1尺3寸という大薙刀も作刀されました。

南北朝時代、馬上では太刀・大太刀・槍・鉞なども使用されましたが、槍や鉞よりも薙刀の方が一般的でした。

薙刀はリーチが長く、「打つ」「突く」「斬る」という三つの攻撃が可能だったことから重宝され、室町時代の武士にとって重要な武器だったのです。ちなみに『太平記』において最も多く登場する武器でもあります。

槍に取って代わられて…

しかし、似た形状の「槍」が登場すると状況が変化します。

室町時代の長巻の登場により、薙刀が戦場で使用される機会は、戦国時代以降は徐々に減少していきました。

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