なぜ薙刀は“女性の武器”になったのか?マイナーながら日本を代表する武器「薙刀」の知られざる歴史 (3/4ページ)
薙刀が使われなくなった原因として決定的だったのは、その長さから、集団戦で仲間を傷つけてしまうケースがあったことです。こうした使いづらさが原因で、槍に取って代わられたのです。
しかし江戸時代に入ると、薙刀術は槍術や剣術と同様に武芸としての地位を確立しました。各藩で稽古が行われるようになり、特筆すべきは武家の女子の教養や護身術として受容されたことです。
このあたりから「薙刀イコール女性が主に使う武器」というイメージが誕生しました。
このイメージは大正時代から太平洋戦争後にかけての政府政策により、女性のたしなむ武道として普及したことでさらに定着していきました。そういえばテレビアニメや漫画で有名な『YAIBA』にも、薙刀を振るう女性の武人が登場しますね。