朝ドラ『ばけばけ』ヒロインのモデル 小泉セツの故郷「松江藩」が歩んだ激動の幕末・明治 (2/4ページ)
ペリー提督。勘右衛門が「呪ってくれ」と言った時代にはすでにこの世にいない…
しかし嘉永6(1853)年にペリーが来航。江戸幕府の権威が失墜すると同時に、幕藩体制は終焉へと向かいました。
「ペリーも呪っちょくれ」と
「ばけばけ」初回の冒頭でヒロインの祖父・勘右衛門は言っていましたね。
それほど、当時の武士たちにとっては幕末・明治の変化は急激で、看過できないものだったと言えるでしょう。
やがて慶応3(1867)年10月、時の将軍・徳川慶喜が大政奉還を実行。翌慶応4(1868)年には、旧幕府と薩長の新政府の間で戊辰戦争が始まりました。
において松江藩は「どっちつかず」の動きを取りました。
最終的には薩摩や長州などの新政府に恭順。京都守備などを担当してその忠誠を示しています。
しかし慶応4(1868)年、松江藩が領有する隠岐国で島民が蜂起。代官が追われる「隠岐騒動」が発生して、隠岐国が一時鳥取藩の預かりとなる出来事もありました。
明治2(1869)年には、松江藩は諸藩と同様に版籍奉還を実施。藩知事(藩主から改名)の任命権は新政府のものとなります。
同年には旧領だった隠岐国が隠岐県が発足。