朝ドラ『ばけばけ』劇中の「松野家」と「雨清水家」のモデル、実際にどれほど収入が減っていた? (4/5ページ)

Japaaan

小泉家

額面300石=手取りは300両×0.35=手取り1050万円

稲垣家

額面100石=手取りは100両×0.35=手取りは350万円

しかし明治になると、上記からさらに

家禄20%カット+金録化(約25%)=減額分45%。

が差し引かれることとなりました。

これによって小泉家は約472万5000円まで収入が減っていたことになります。

ドラマの中で雨清水傳(堤真一さん)が「このままではやっていけなくなる」と言っていましたね。

それほど士族の収入は目減りしていて、困窮する家が後を断ちませんでした。士族にとっては変化を起こす必要があった時代でもあったわけです。

当時の士族たちの商売での失敗は「士族の商法」と揶揄された。

なお、稲垣家では明治8(1875)年に秩禄奉還(藩に秩禄を返還して、いくらかの公債を得ること)を断行。しかしそこで得た資金も商売で失敗して尽きてしまいました。

士族たちにとって、新時代・明治は大変生きにくい世の中となっていたのです。

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