【べらぼう外伝】武士から戯作者に…義賊「自来也」を生み出した感和亭鬼武とは何者? (3/4ページ)

Japaaan

鬼武が生み出した自来也は大きな反響を呼び、天保10年(1839年)から明治元年(1868年)まで美図垣笑顔(みずがき えがお)が『児雷也豪傑譚(じらいやごうけつたん)』を連載しました(残念ながら未完)。

こちらも嘉永5年(1852年)に河竹黙阿弥(かわたけ もくあみ)が歌舞伎化し、また大正10年(1921年)には日本初の特撮映画「豪傑児雷也(監督:牧野省三)」など、永く愛され続けています。

『児雷也豪傑譚』主要人物

大蝦蟇に乗る児雷也。月岡芳年筆

尾形周馬弘行(おがた しゅうまひろゆき)
児雷也の正体。肥後国の豪族で、越後妙高山で蝦蟇の妖術を修得する。 綱手(つなで)
児雷也の妻で、蛞蝓(ナメクジ)の妖術を使う。 大蛇丸(おろちまる)
児雷也の宿敵で、青柳池の大蛇から生まれた。蛇の妖術を使う。 仙素道人(せんそどうじん)
児雷也の師匠で妙高山に棲む。蝦蟇の妖術を授ける。

児雷也がカエル、綱手がナメクジ、そして大蛇丸がヘビ。この三角関係はいわゆる三すくみのモデルとなりました。

三すくみとは

カエルはナメクジより強いけど、ヘビが怖い。

ヘビはカエルより強いけど、ナメクジが怖い。

ナメクジはヘビより強いけど、カエルが怖い。

だからカエル・ヘビ・ナメクジが同時に出会うと、それぞれ怖くて三人とも動けなくなる……という慣用句です。

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