【べらぼう】山東京伝が手鎖刑&絶版となった洒落本『仕懸文庫』の内容やあらすじを紹介 (2/4ページ)
『仕懸文庫』の概要

物語の舞台は鎌倉時代の大磯。曽我物語の人物が遊里で楽しむ内容となっています。
ストーリーの面白さを楽しむというよりも、遊里における遊び方の紹介に重点が置かれ、本作は深川の岡場所をモデルにしていました。
さすが遊び人の京伝と吉原出身の蔦重が提供するだけあって、通な遊び方やリアルな描写について精緻が尽くされています。
一方で当局の風紀粛正に配慮したのか、男女における(遊びではない)恋の真実について強調している点は、本作の特色と言えるでしょう。
そういう意味では、確かに本作も教訓読本と言えなくもない……かも知れませんね。
『仕懸文庫』タイトルの意味