英語だと思ってた…船乗りの「ヨーソロー!」は村上水軍の頃から続く日本語。語源は何? (2/3ページ)
進行方向の方位を「子丑寅卯…」の順で右回りに12等分し、区分を割り当てて呼称します。
右に舵をとる場合は「面舵(おもかじ)」といいますが、これは「卯舵(うかじ)」が「うむかじ」から「おもかじ」に訛ったからだといいます。子丑寅卯なので、時計にあてはめると子が12時なら、卯は3時なので90℃右ですね。
左も同様に申酉戌亥の酉の方向に見立てて、号令は「取舵」といいます。なお、後ろに下がる時の特別な号令はなく、そのまま「後進」といいます(”後退”は敗北を意味することにつながるため)。
元々は、船首に立ち水路を見極める船頭が、後部に居る舵手に対して、直進か左右への転舵かを指示する際にそれぞれ「宜候」「取舵」「面舵」と呼びました。
村上水軍とは?村上水軍は、室町時代から戦国時代にかけて、瀬戸内海の芸予諸島を拠点に活動した水軍(海賊衆)です。2014年の本屋大賞『村上海賊の娘』でも話題となりました。
